パチスロの期待値より現実を考えた立ち回り

前回の記事の冒頭

『今の僕にとって期待値ってあまり重要ではなく、実際に得られた収益の方がはるかに大事』

と書きました。

期待値の話をしたばかりでこの話をするのはどうかなーと思ったんですが、仕組みを理解していてもなかなか結果が出なかったり、時間のない副業スロッターの方には伝えておきたい情報でもあるで書いてみました。

今までも書いてきたように、専業の方のように毎日稼働できる方は出来るだけ無稼働時間をなくし、期待値を取りこぼさないように立ち回るのがベストだと思います。

ですが僕たちスロリーマンが立ち回る際、必ずしもそうとは限らないんじゃないかって思うところもあります。

それは

『期待値が収束するにはそれなりの試行回数』

が必要だからです。

じゃんけんゲームでは確率が高すぎるんでもう少し細かくして説明してみます。

1回1000円で遊べるサイコロゲームがあったとしましょう。

1の目が出れば1万円もらえ、他の目(2-6)が出ればハズレとなり、1000円は没収されます。

この時のサイコロを1回振った時の期待値は

期待値=(10000円-5000円)/6回=+833円

となり、サイコロを振り続ける限り、833円ずつお金が増えていく計算になります。

つまり100回振れば83,000円、1000回振れば830,000円の期待値が積めるわけです。

分からない人はこちらの記事も参考にしてみてください。

さすがに1000回サイコロを振れば、余程運が悪くない限り、負けることはほぼあり得ないと思います。

だから

『期待値がプラスの台を打つ』

っていうのは正論で正しいです。 

ですが!!

それはあくまでも試行回数が増やせた場合の話であってサイコロを数回しか振れなければどうでしょう。

1の目が出る確率は1/6なのにサイコロを1回しか振れなければ期待値がプラスであってもマイナスになる確率のほうが大幅にアップしますよね。

つまり、期待値がプラスの台を打ち続けて勝てるのには時間がかかるわけです。

実際のホールでの稼働データを見ても1日や2日の稼働では確率なんて全く収束しないし、負けることなんてざらです。

だから安定した収支を得られるように稼働量を増やしたいんですが、時間がない、どうしよう?

と、なるのがスロリーマンのつらいところなわけです。

ここから先は完全に個人的な意見なんで参考程度にしてもらったほうがいいと思いますが、僕は勝ち逃げをすべきだと思うんですよね。

例えば10回サイコロを振れる条件のもとで勝負した時、3回目で1の目が出たとすれば7000円のプラス収支になりますよね。

本来であればまだ試行回数が残っているのであれば遊戯を続けるべきなわけです。

しかしあえてここで辞めてしまうんです!

それは自分の生涯において確率が完全に収束するとは思っていないから。

期待値ってプラスを積み重ねないと勝てないって思いがちなんですけど、期待値マイナスの台を打っていても、短期間であれば運で勝つことは可能です。

だからその時にやめちゃえばいいじゃん!って感じです。

そうすれば少なくとも負けることはなくなりますから。

ジャグラーなんかだとわかりやすいと思いますが、仕事帰りにジャグラーの高設定台を打てたとしましょう。

夜22:00の時点で+1000枚ほどのプラスだったとき、期待値を考えると閉店まで打ち続けるのが正解なんですが、僕はやめちゃうことが多いことってことですね。

僕にとって大事なのは大きく勝つことよりも負債をなくすことなんで、次はいつ稼働できるかわからない状況でジャグラーを残り1時間弱打ち続けたとしても、期待値的には2000円くらいしかないので。(設定6でも)。

それであれば目先の2万円を確実につかんで明日につなげることを僕は選ぶって感じです。

ホールでは常に柔軟な考えで負けないことを第一として立ち回ったほうが良いかなって思うのが、スロリーマンとして10年間立ち回った結論なんですが、どうでしょう??

★閉店まで期待値ある台を追い続けない理由へ続く

★期待値について最低限知っておこう③期待値は打つための根拠!へ戻る

★期待値について初めから読む



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    2 Responses to “パチスロの期待値より現実を考えた立ち回り”

    1. 通りすがり より:

      それは ホントの期待値稼働 ではないと思います。

      ただただ目先の現金が欲しいから、資金に余裕がないから(実際は余裕があるかもしれませんが)、といった裏付けがあるからですよね?

      雑誌、メーカー、考察ブログの期待値やペイアウトは自分の中で信用(宛に)しているのに、期待値ある台が目の前にあるのに勝ち逃げをするという意味が期待値、期待値、と説明してるのと矛盾してますし、理解に苦しみます。

      ジャグラーを例に取ってますが、ノーマルタイプなら尚更廻すべきですし、いやまず高設定台という根拠はなんなのか?そして、根拠を語れるなら何故廻さないのか? そこらへんのオカルターを何にも変わりませんよ?w と思いましたね。

      もちろん、立ち回りはそれぞれですが、その稼働なら期待値って言葉を使わない方がイイと思いますよ

      一種のオカルターと何も変わりませんよ苦笑

      • さんパパ より:

        >>通りすがりさん

        ブログの閲覧、コメントありがとうございます!

        ご指摘の通り
        『期待値ある台が目の前にあるのに勝ち逃げをするという意味が期待値、期待値、と説明してるのと矛盾してる、ノーマルタイプなら尚更廻すべき』
        というのが本来の期待値稼働であって『勝ち逃げ』を意識した僕の稼働スタイルはオカルト稼働かも知れません。

        ただ、僕の考え方のなかに
        『その人の事情によって立ち回りはかえるべきでは?』
        と思っているのが、今の立場からパチスロを見て思うことです。

        共通する目的は『勝つこと』なので、閉店まで目一杯稼働することが正しいのですが、現実として人生はパチスロだけではないわけで。

        『家族が待ってる、友人との付き合いがある、仕事や学校』など
        夜遅くまで無理して打ったことで
        『翌日寝坊して遅刻した、嫁さんとケンカした』
        などとなればある意味、期待値がマイナスかなって思うからです。

        皆さんが抱える様々な事情の中、いつも閉店まで打ち続けるのではなく、状況によってヤメてもいいんじゃないかなって思った次第です。

        本文中ではその点が明確になっておらず、すみませんでした。

        ジャグラーの高設定台の選び方については、いずれ記事を書いてみようと思いますので、宜しくお願いします。

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